現代人に多い？！浅い呼吸がもたらす影響とは？

 

 

 

 

 

誰もが毎日、無意識に行っている【呼吸】

 

 

呼吸をすることにより、体内に酸素を取り込み、血液循環によって全身に

送り届けられます。

 

 

人は１分間に15回程度、１回の呼吸でおよそペットボトル500ml分の呼吸を

しているといわれています。

 

体のエネルギー生成のために不可欠な呼吸ですが、「息苦しいな、自分は

呼吸が浅いのかな？」と思ったことはありませんか？

 

呼吸が浅くなってしまうと、身体にさまざまな影響があります。

 

今回は、呼吸について詳しく解説していきます。

 

 

 

■呼吸が浅くなってしまう原因３つ

 

 

 

 

 

１．ストレス・悩み事…仕事や家族、人間関係での悩みや不安、ストレスを抱えている

 

 

２．姿勢が悪い…デスクワークや同じ体勢を続ける仕事をしている。

普段から姿勢が悪い、猫背になっている。

 

 

３．口呼吸…花粉症や鼻炎持ちで口呼吸をしていることが多い。

 

 

ひとつでも当てはまるなら、呼吸が浅くなっているかもしれません。

 

 

呼吸が浅くなってしまう原因はひとそれぞれですが、ストレスが原因で

呼吸が浅くなってしまう人がここ数年で急増しているようです。

 

 

 

■呼吸が浅くなることで身体に与える影響

 

 

 

 

 

・身体、手足の冷え

 

 

呼吸が浅いと、取り込む酸素量が不足します。

 

 

取り込まれた酸素は優先的に脳や内臓に届けられるため、

筋肉などの細胞まで酸素がいきわたりにくくなります。

 

 

そうすると、身体が硬くなる、冷え性などの原因になります。

 

 

・集中力が低下しイライラ

 

 

呼吸が浅くなると、血中の酸素量が不足し、血液循環が悪くなるため

自律神経に影響し、不安な気持ちやイライラするといった症状が出てきます。

 

 

・睡眠不足、疲れがとれない

 

 

寝ている間は、リラックスしているときに働く副交感神経が優位になります。

 

 

しかし、呼吸が浅いと、緊張状態やストレスを感じたときに働く交感神経が

優位になってしまうため深い眠りにつきにくくなります。

 

 

寝つきが悪い、深い睡眠ができていないことによる睡眠不足や

寝ても疲れがとれていないといった症状が出てきます。

 

 

・やる気が起きない

 

 

呼吸が浅く、酸素量が不足してしまうと、血流が悪くなります。

 

 

食事で摂った栄養も、血流が悪いと効果を発揮しにくくなるため

身体を動かすエネルギー不足になります。

 

 

・身体がサビやすくなる

 

 

ストレスがたまり呼吸が浅くなると、老化の原因といわれる

活性酸素が発生してしまうため、身体がサビやすくなってしまいます。

 

 

身体がサビやすくなると、肌荒れやシミ、しわの原因になるだけではなく、

代謝が悪くなるため痩せにくい身体になってしまいます。

 

 

 

■深呼吸でしっかり酸素を取り込む！

 

 

 

 

 

呼吸は無意識にしているものなので、ずっと意識しながら

呼吸をするのはなかなか難しいですよね。

 

 

緊張した時やストレスを感じた時、気づいたときに深呼吸をしてみましょう！

 

 

・深呼吸のやりかた

 

 

• まず、肺に残っている空気を口から吐き出し空っぽにする

 

• ゆっくりと鼻から吸い込む

 

• 限界まで吸い込んだあと、10秒ほど息をとめる

 

• 口を細くし、ゆっくりと吐き出す

 

このとき、最後まで息を吐き切るのがポイントです！

 

 

５～６回を １セットとして実施することで、身体に全体に必要な酸素が行き届きます。

 

 

食後の1日３回深呼吸をする！など自分でルールをつくり意識して

フレッシュな空気を取り込みましょう。

 

 

 

・起床時、就寝前にも◎寝たままできる呼吸法！

 

 

• あおむけに寝る

 

• お尻の下に手を入れて、腰に軽くアーチを作る

 

• 恥骨から指３本分上のあたり（下丹田）に指先をあて

鼻から大きく息を吸い込み、口から吐き出す呼吸を４～５回繰り返す

 

 

• 息を吐いたあと、下腹を70％くらい膨らまし、

そのまま胸のあたりで浅い呼吸をする。

 

 

このときも、鼻から息を吸い、口から吐き出す。

 

 

膨らみを感じながら呼吸をすることで、深い呼吸ができているかを

自分で感じながら実施することができます。

 

 

 

■深呼吸にはうれしい効果がたくさん！

 

 

 

 

 

深呼吸をすることで、全身の無駄な力が抜け、副交感神経が活発になり、

リラックスすることができます。

 

 

さらに、深呼吸でしっかりと酸素を体内に取り込み、血液中の酸素量が

アップし様々な効果が期待できます！

 

 

・ストレス軽減…交感神経から副交感神経に切り替わるため緊張がほぐれる

 

 

・安眠効果…副交感神経に切り替わり、緊張がほぐれ、リラックスできる

 

 

・免疫力、新陳代謝アップ…血中の酸素量が多くなり細胞が活発化される

 

 

・美肌効果…全身の筋肉がほぐれ、質の良い睡眠、新陳代謝の活性化される

 

 

・冷え性の改善…肺や横隔膜などが活発に働くので、体温が上昇

 

 

これから寒くなるにつれて身体に力が入ってしまい、身体が硬くなり、

姿勢が悪くなることで呼吸が浅くなりやすくなります。

 

 

そんなときには、一度姿勢をただして深呼吸してみましょう！

 

 

常にしている呼吸だからこそ、意識するだけで気持ちにも身体にも

うれしい変化があります。

 

 

グランディールスタッフは、エステだけでなく、健康に関することも勉強中です！

 

気になることがあれば、ぜひスタッフに聞いてみてくださいね。