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2017.07.07
多くの女性が発症中?隠れ貧血はダイエットにも悪影響!
多くの女性が発症中?隠れ貧血はダイエットにも悪影響!
「隠れ貧血」という言葉をご存知ですか?
今、「隠れ貧血」状態にある女性が急増していると言われています。
この隠れ貧血、放置してしまうとありとあらゆる日常生活の不調につながるんだとか。
「病院にかかるほどではないけど、なんとなく体の不調が続いているな・・・」という方。
隠れ貧血かもしれません。
下記で症状を詳しくご説明しますので、是非チェックしてみてください。
■隠れ貧血の症状は?
「隠れ貧血って一体どんな状態?なんで起こるの?」という疑問を
持たれている方も多いでしょうが、まずははじめにその症状をお伝えします。
当てはまるものはありませんか?
・ふらつき、立ちくらみ
・動機、息切れ
・頭痛
・疲れやすい、だるい
・食欲不振
・顔色不振
・眠気
・肌のかさつき
・枝毛、抜け毛が増える
など、隠れ貧血によって様々な体の不調が症状として現れてしまいます。
■隠れ貧血って? 普通の貧血との違いは??
では早速本題です。
隠れ貧血と普通の貧血とはどう違うのでしょうか。
隠れ貧血とは、「通常の血液検査では貧血であると診断されないものの、
実は貧血の症状が出ている状態」のことを指します。
貧血の診断は通常、血液中のヘモグロビン、ヘマトクリット、
赤血球数の検査値を用いて行われます。
この3つの中でも特に重要視されるのがヘモグロビンの数値。
各診断機関で若干の違いはありますが、おおよそ男性でヘモグロビン値が13.5g/dl・
女性で11.1g/dl以下で貧血とみなされます。
これが「隠れ貧血」ではなく、貧血と病名が付く状態ですね。
ちなみにヘマトクリット、赤血球数も含めた基準値は下記の通りです。
もしお手元に健康診断の結果があれば、ご自身の数値と照らし合わせてみてください。
・男性基準値
赤血球数 438~577万/μl
ヘモグロビン 13.6~18.3/dl
ヘマトクリット 40.4~51.9%
・女性基準値
赤血球数 376~516万/μl
ヘモグロビン 11.2~15.2/dl
ヘマトクリット 34.3~45.2%
前述したとおり、隠れ貧血は通常の血液検査では異常が見つかりません。
ヘモグロビン値をはじめとしたこれらの上記数値も基準内であることが殆どです。
それにも関わらずふらつきや息切れ、顔色の不振などといった貧血の症状が現れるので、
「貧血かな?でも血液検査では問題はなかったし・・・」
という不安な状態に陥らせてしまうのが隠れ貧血の厄介なところ。
そう、あなたも隠れ貧血かもしれないのです!
■検査結果は問題ないのに、貧血の症状が出るのはなぜ?
血液検査では異常がないのに貧血の症状がでる。そのメカニズムはこうです。
まず、通常の貧血患者の9割近くは鉄欠乏性貧血です。
(残りは再生不良性貧血など、原因不明のものも多い)
そして隠れ貧血も鉄欠乏性貧血と言われています。
私たちに必要な鉄分はおよそ7割が血中に溶け込んでおり、
残りの3割は肝臓に貯蔵されています。
そして隠れ貧血の場合、足りない鉄分を肝臓の貯蔵分から
どんどん補ってしまうという特性があります。
結果として本来は貯蔵しておくべき鉄分を殆ど使ってしまい、
検査結果では異常がなくても貧血症状が出てしまう・・・というわけです。
■こんな嫌な症状も隠れ貧血が原因?
隠れ貧血を放置していると、痩せにくくなかなかダイエットが成功しない
ということも明らかになっています。
隠れ貧血で血中の鉄分が不足すると、基礎代謝により脂肪を燃焼させる力が落ちてしまいます。
ダイエットにおいては基礎代謝を上げることがとても大切ですから、
これはダイエッターにとっては死活問題。
もちろん、貧血特有のふらつきや体のダルさも感じやすいですから、
ダイエットのための運動が続けにくいという点でも悪影響ですよね。
貧血を悪化させると、代謝はさらに落ち体温も低下します。
体温の低下は体の冷えに繋がりますし、体の冷えは万病のもと。
隠れ貧血から通常の貧血へと進行してしまうと、このような体の冷えや
巡りの悪さといった症状も痛感することにもなりかねません。
■隠れ貧血を改善するためには?
まずは大原則として食生活を見直してみましょう。
基本中の基本ですが、これが本当に大事なことです。
豚や鶏肉のレバーペーストやあさり、煮干し、プルーン、ひじき、ココアなどなど・・・。
鉄分を豊富に含んだ食事は身近なところにたくさんあります。
これらを意識して食べることを継続してください。
ダイエットでの食事制限なども影響してか、日本人女性は諸外国と比べると
圧倒的に1日あたりの鉄摂取量が少ない状態です。
食事に気を付けたからといって、貧血・隠れ貧血ともにすぐ短期間で解消する
ものではありませんが、食材を意識した食生活は言わずもがなダイエットの
助けにもなります。継続することが何よりも大事です。
■まとめ
いかがでしたか?
美肌もダイエットも、すべては健康な体があってこそですよね。
様々な観点からお客様の美容をサポートできるよう、グランディールスタッフも
このように医学的なことも日々勉強中です!
いよいよ夏本番!暑い夏をともに健康的に過ごしましょう★
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